Be-Working! スタッフの渡辺です。
私は社会保険労務士という仕事を通じて、
育児・介護休業をする社員の方達を沢山見てきました。
育児休業、介護休業どちらを取得する方も、
最初はそれが終了したら職場に戻ることを前提にされています。
でも、少し前までは、休業の途中で退職してしまったり、
せっかく職場復帰しても、やはり退職してしまったり、という方が多くいらっしゃいました。
ただ、最近では、育児休業に関しては状況が変わってきています。
ちゃんと職場復帰して、短時間勤務制度などを利用して、大変ながらも
子育てと仕事を両立されている方が沢山いらっしゃいます。
が、介護についてはあまり変化はありません。
やはり、育児と違って“いつ終わるのか先が見えない”、“自分の親だから自分の手で介護をしたい”
そんな理由で結局退職されてしまうのです。
私も数年前に母親が手術をすることになったり、少し心の病気になってしまった時期がありました。
病院への付き添い、手術や介護保険の手続き、日々の病院通い、そして母親が病気であること自体に
対する心配などなどで、丸一日仕事にならないような日もありました。
ただ、私の場合は自営業だったので、時間の融通は利きますし、会社や同僚への気兼ねはなかったのが救いでした。
そんな経験があるので、介護をする方が退職を選ぶ気持ちはよく分かります。
でも、できれば、会社をやめずに働き続けて欲しいと考えています。
会社が働き続けられる提案をしてくれないのなら、自分から提案してみたらどうでしょうか。
「1日の働く時間を短くしたり、1週間の出勤日数を少なくしたりして、働かせてください!」って。
それでも残念なことに退職を選ぶのであれば、介護を続けながらでも、少しずつの時間でも働き続けられる道を考えてみませんか?
もしBe-Working!がご提案する働き方に興味を持たれたら、ぜひ私たちにご相談くださいね。