重要! 領収証整理は年内に


個人事業主にとって、1年の中でも大きな“イベント”確定申告の時期が迫っています。
「だって、来年2月16日からでしょ? まだ2ヶ月もあるじゃない」と思われるかもしれません。
が、来年支払う税金(所得税(すでに源泉されて納付している場合もあります)、住民税)、国民健康保険料の額をできるだけ減らしたい、と考えるのであれば、申告準備は今すぐ始めるべきです。

それは…各種節税対策を行えるのは12月中までと、その期限が迫っているからです。

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今年の売上は昨年を上回っていましたか?

経費はどのくらい使っていますか?

今年の所得額の予想は、いくらくらいですか?

売上額については、自分の頭の中で、大体の金額を把握している、という方が多いかもしれません。

でも経費については、“お金を使ったらとりあえずレシートや領収証をもらうけど、そのまま記帳や整理もせずに机の中に溜め込んである”という方が多いのではないでしょうか?

領収証をあらためて整理してみたら、思いのほか経費を使っていなかった、ということがあります。

となると、所得額=課税される金額が、とっても多くなってしまい、来年の所得税、住民税、国民健康保険料がと~っても高額になってしまうことがあります。

この集計を、年が明けてから行ったのでは、もう何も対処することはできません。

(“だったら売上を少し減らせばいいんじゃない?”という声が聞こえてきそうですが、それは一番やってはいけない方法(脱税につながります)です)。

でも、年内であればまだ間に合います。例えば…

■来年購入しようと思っていた備品を前倒しで年内に購入する
小規模企業共済に加入する(個人事業主などの退職金の積み立て制度。掛け金全額を経費にできる)
経営セーフティ共済に加入する(取引先の倒産に備えて積み立てをする制度。掛け金全額を経費にできる)
国民年金基金に加入する(自営業者などが加入できる公的年金制度。将来受け取る老齢基礎年金に上乗せして支給される)

今後の事業に役立つ、あるいは将来の自分のための備えになるもので、しかも節税にもなる。

これらの節税対策を打つためには、今年1年間の収支を早めに知ることが必要です。

“年末は忙しくて収支の計算までやる時間がない”

そんな方はぜひ、Be-Workingの領収証整理&データ入力サービスをご利用ください。
もちろん、来年以降、随時お仕事をお受けしますので、お気軽にお問合せくださいね。

(文・渡辺明子)